50m走の平均タイムは?小学生の学年別・男女別データと速くなる3つのポイント【元日本代表監修】

体力テストや運動会の前に、「うちの子の50m走のタイム、平均と比べてどうなんだろう?」と気になった保護者の方へ。この記事では、スポーツ庁の最新調査に基づく学年別・男女別の平均タイムと、タイムの正しい読み方、速くなるための3つのポイントを紹介します。

監修は、100m自己ベスト10秒70のスプリンターであり、走幅跳U20世界選手権5位の元日本代表・佐久間滉大コーチです。

目次

50m走の平均タイム【学年別・男女別 一覧表】

スポーツ庁「令和6年度 体力・運動能力調査」(令和7年10月公表)の統計表を基に、小学生の平均タイムを学年別・男女別にまとめました。

学年(年齢)男子の平均女子の平均
小学1年生(6歳)約11.6秒約11.9秒
小学2年生(7歳)約10.7秒約11.1秒
小学3年生(8歳)約10.2秒約10.4秒
小学4年生(9歳)約9.7秒約10.0秒
小学5年生(10歳)約9.4秒約9.6秒
小学6年生(11歳)約8.9秒約9.2秒

中学生の平均も参考として掲載します。

学年(年齢)男子の平均女子の平均
中学1年生(12歳)約8.4秒約9.1秒
中学2年生(13歳)約7.8秒約8.8秒
中学3年生(14歳)約7.5秒約8.7秒

出典: スポーツ庁「令和6年度 体力・運動能力調査」統計表(令和7年10月公表)を基に当スクール作成。調査時の満年齢を学年に読み替えています(6歳=小学1年生に相当)。数値は小数第2位を四捨五入した概数です。

タイムの正しい読み方——1回の記録で判断しない

まず、平均ぴったりの子はむしろ少数派です。同じ調査のばらつき(標準偏差)を見ると、小学生ではおおよそ±0.9〜1.0秒の幅に多くの子が収まります。つまり、平均より1秒遅くても「ごく普通の範囲」です。

さらに、50m走のタイムは測定条件で簡単に変わります。学校の計測はストップウォッチによる手動計時が基本で、一般に手動計時は電動計時より0.2〜0.3秒ほど速く出やすいと言われています(計時する人がスタートの合図に反応するまでの遅れの分)。加えて、地面(土か全天候舗装か)、靴、風向き、計測者の反応速度によっても数値は動きます。

だからこそ、1回のタイムでお子さまの「足の速さ」や才能を判断しないでください。大事なのは、同じ条件で測ったタイムが時間とともにどう変わっていくか——つまり「伸び」のほうです。

50m走が速くなる3つのポイント【要約版】

タイムが平均に届かなくても、心配はいりません。50m走は「才能」より「走り方」で大きく変わるからです。押さえるべきポイントは3つ。

  1. 腕振りのタイミング — 腕と脚は連動しています。腕を「前に振る」より「後ろに引く」意識で、脚の回転が自然に速くなります。
  2. 接地 — かかとから着地するとブレーキがかかります。足の裏全体〜前側で、身体の真下に着くのが基本です。
  3. スタート — 「よーい、ドン」で上に跳ねるのはロスの元。低い姿勢のまま前へ飛び出します。

この3つを含めた具体的な練習メニューと自宅トレーニング5選は、柱記事の「小学生の足が速くなるトレーニング5選」で詳しく解説しています。実際に3ヶ月で50m走9.2秒→8.5秒になった事例も紹介していますので、あわせてご覧ください(効果や上達のスピードには個人差があります)。

50m走と立ち幅跳びは、同じ力で決まる

意外に思われるかもしれませんが、50m走と体力テストの立ち幅跳びは、どちらも「地面を強く押して、その反発(地面反力)を受け取る力」が土台です。走りの基本が整うと、立ち幅跳びの踏切も自然に強くなる——逆もまた同じです。立ち幅跳びの学年別平均は、姉妹記事の「立ち幅跳びの平均は?学年別・男女別データと記録を伸ばす3つのコツ」をご覧ください。

ROSTILのかけっこ教室では、腕振り・接地・スタートといった走り方の基本を、ジャンプ系のドリルと組み合わせて育てています。体力テストのためだけの練習ではなく、どの種目にもつながる「運動の土台」をつくる——その積み重ねが、結果として50m走のタイムにも表れてきます。

▶ 体力テスト全体の対策は体力テスト対策ページ
▶ 教室の詳細はROSTILかけっこ教室のご案内
▶ 申込は公式LINEで「体験希望」とお送りください(体験は無料です)

本格ランニングトラックで練習できる有明校は、豊洲・東雲エリアからも通いやすい立地です。詳しくは豊洲・東雲エリアの教室紹介記事をどうぞ。

50m走の平均に関するよくある質問

Q. 50m走の小学生の平均タイムは何秒ですか?
A. スポーツ庁の令和6年度調査では、男子は小1で約11.6秒・小6で約8.9秒、女子は小1で約11.9秒・小6で約9.2秒です。学年別の詳細は本記事の一覧表をご覧ください。

Q. 50m走のタイムは何を直せば速くなりますか?
A. 腕振りのタイミング・接地(かかとブレーキをなくす)・スタート(上に跳ねず前へ)の3点が効果的です。具体的な練習方法は柱記事「小学生の足が速くなるトレーニング5選」で解説しています。

Q. 学校で計った50m走のタイムは正確ですか?
A. 学校の手動計時は電動計時より0.2〜0.3秒ほど速く出やすいと言われており、地面や靴などの条件でも変わります。1回のタイムは「目安」として見て、同じ条件での変化を追うのがおすすめです。

この記事の監修者

佐久間 滉大(さくま こうだい)

100m自己ベスト10秒70のスプリンター。走幅跳ではU20世界選手権5位入賞・インターハイ優勝・自己ベスト7m84。走幅跳専門クラブLong Jump TOKYOヘッドコーチ/ROSTIL共同代表。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
Trial Lesson

無料体験を随時受付中

東京・横浜・埼玉の4教室で、元日本代表が監修する小学生向けかけっこ教室を開講しています。まずは無料体験で、「楽しいから速くなる」を体感してください。

LINEで無料体験を申し込む →

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次