「うちの子、運動会のかけっこで毎年ビリ……」「足を速くする方法はないだろうか?」と検索された保護者の方へ。小学生の足の速さは、才能ではなくフォームで9割決まります。同じ身長・筋力でも、走り方ひとつで0.5〜1秒は変わるのが小学生のかけっこです。
この記事では、元日本代表コーチ2名(中澤優・佐久間滉大)が監修するロスティル陸上スクールが、小学生のお子さん向けに足が速くなる7つの具体的な方法と家庭でできるトレーニングをまとめました。明日からすぐに実践できる内容なので、運動会前の短期練習にもお役立てください。
走るスピードは、シンプルな式で表せます。
小学生の場合、筋力で歩幅を伸ばすのは限界があります。一方、ピッチ(足を速く回転させる感覚)はフォーム改善で大きく伸びます。つまり、正しいフォームを覚えることが、小学生にとって最も効率的に足が速くなる方法です。
以下7つのコツは、すべてストライドとピッチを伸ばすためのフォーム要素です。順番に取り組むと、運動会1〜2回分のタイム差(0.5〜1秒)が現実的に狙えます。
「走る=足の動き」と思われがちですが、足のスピードは腕振りで決まります。腕を速く振れば足も速く動く。これは小学生でも実感できる即効テクニックです。
家での練習方法は簡単。椅子に座って肘を90度にし、30秒間できるだけ速く腕を振るだけ。これだけでフォームが定着します。
多くの小学生が、走るときに「上に跳ねる」走り方になっています。これだと前に進む力が逃げてしまいます。
正しいのは、体をやや前に傾けて、地面を後ろに押す感覚で走ること。頭・肩・腰・足首が一直線になるよう、軽く前傾します。
「前に倒れそうになる感覚」が掴めれば、走るときの推進力が大きく変わります。
運動会のかけっこは50m前後が多く、スタートの5歩でほぼ順位が決まります。ここを練習しないのはもったいないです。
スタート練習は10mダッシュを5本やるだけでOK。短時間で大きな効果が出ます。
足が地面につくときの接地点も、速さに直結します。
かかとから着地する「ヒールストライク」は、ブレーキがかかってしまうため遅くなります。足の指の付け根(フォアフット)でリズミカルに接地することが理想です。
感覚的には「スキップで走る」イメージ。実際にスキップを30秒繰り返すだけで、接地感覚が鍛えられます。
歩幅(ストライド)を伸ばす最も簡単な方法は、もも上げです。膝を高く上げれば、その分だけ足が前に出るからです。
毎日続ければ2週間で、走るときの足の運びが明らかに変わります。
走るときに地面を見てしまう子は、姿勢が崩れて遅くなります。視線はゴールの少し先、15〜20m先を見るのが正解です。
視線が上がると自然と顎が引かれ、姿勢がまっすぐになり、呼吸も楽になります。たったこれだけで0.1〜0.3秒タイムが変わるお子さまもいます。
フォームは1回学べば身につくものではありません。正しい動きを体に覚え込ませる「反復」が必要です。
とはいえ毎日厳しい練習をする必要はなく、週2回・1回20分でも十分効果があります。大切なのは「楽しく続けられること」です。嫌々やる練習は身につきません。
ロスティル陸上スクールでは、ラダーやマーカーを使った楽しいドリルを通じてフォームを反復練習します。「もう一回やりたい!」と言ってくれるお子さまが多いのは、ここに理由があります。
その場で膝を高く上げながら、腕も同時に振る。30秒×3セット。フォーム定着の基本ドリル。
近所の公園で、スタートの5歩を意識して10m全力。長距離より短距離反復のほうがスピードは伸びます。
正しい接地(フォアフット)の感覚を鍛えます。家の前の道や公園で十分。リズム感も育ちます。
運動会・短距離記録会の前1ヶ月で実践できる、無理のない週間プランです。
| 週 | テーマ | 練習内容(週2〜3回) |
|---|---|---|
| 1週目 | フォーム基礎 | 腕振り・前傾姿勢・もも上げを各30秒×3セット |
| 2週目 | 接地&ピッチ | スキップ30秒+10mダッシュ5本 |
| 3週目 | スタート練習 | 「位置について〜ドン」で10m×10本 |
| 4週目 | 本番想定 | 50m×3本(フォーム確認しながら) |
記事を読んでも「やっぱり一人では難しい」というお子さま・保護者の方は、ロスティル陸上スクールの無料体験へ。元日本代表コーチ2名が、一人ひとりのフォームを直接見てアドバイスします。
体験は完全無料。江東区・横浜(新子安)・有明の3教室で開講中。
「足が速くなりたい」というお子さまの気持ちに、元日本代表が応えます。