50m走のタイムを縮める方法
|プロが教える走り方のポイント
小学校の体力テストや運動会で必ず登場する50m走。「あと0.5秒縮めたい」「去年より速くなりたい」——そんな目標を持つお子さまと保護者の方へ、元日本代表コーチが実際の指導現場で伝えている50m走タイムを縮める走り方のポイントを公開します。
ポイントは大きく①スタート ②中間疾走(加速) ③フォーム ④腕振り ⑤接地 ⑥フィニッシュの6つ。今日から自宅や公園で実践できるコツばかりです。
①スタート|最初の3歩で差がつく
50m走は短い距離なので、スタートの1〜3歩目でタイムの大部分が決まります。「よーい、ドン!」の合図で、身体を前に倒した姿勢から、一気に加速することが重要です。
POINT 01
・前足にしっかり体重を乗せ、前傾姿勢をつくる
・最初の1歩は「小さく・速く」地面を押す
・立ち上がるのではなく、前に倒れ込むイメージ
スタートの姿勢だけで0.2〜0.3秒変わることもあります。お子さまの背中に手を当てて、前傾の角度を確認してあげてください。
②加速|20m地点までに「トップスピード」へ
50m走では、スタートから20m地点がもっとも加速する区間。ここで身体を徐々に起こしながら、ストライド(歩幅)を大きくしていきます。多くの小学生は「最初から全力」になりがちですが、本当に速い子は段階的に加速しています。
POINT 02
・1〜5歩目:前傾を保ったまま小刻みに
・6〜10歩目:徐々に身体を起こす
・11〜15歩目:トップスピードへ移行
③フォーム|「まっすぐ立つ」が最大のコツ
速い走りに欠かせないのが、「まっすぐ立てる」姿勢です。体幹がブレると地面を押す力が逃げ、タイムが伸びません。走っているときに上半身が左右に揺れていないか、頭の位置が上下していないかをチェックしましょう。
POINT 03
・頭のてっぺんが糸で真上に引かれているイメージ
・肩の力を抜いて、背中はまっすぐ
・お腹に軽く力を入れて体幹を安定させる
「姿勢が悪いだけで遅くなる」のは事実。走りの改善は、まず立ち方から見直すと効果的です。
④腕振り|脚は腕で動く
「速く走るには脚を速く動かす」と思われがちですが、実は脚は腕につられて動くもの。腕を速く・大きく振れば、自然と脚も速く動きます。
POINT 04
・肘は90度に曲げる
・肩から振るのではなく、肘から後ろへ引くイメージ
・左右対称で、身体の前後にまっすぐ振る
お子さまの腕振りをチェックするときは、後ろから見て肘が外に開いていないかを確認してください。外に開くと、力が横に逃げてロスが大きくなります。
⑤接地|「音」でわかる速い走り
速い子の走りは「タタタタッ」と軽く・鋭い足音がします。一方、遅い子は「ドスッ、ドスッ」と重い音になりがち。これは、地面への接地の仕方で決まります。
POINT 05
・足裏全体ではなく、母指球(親指の付け根)で接地
・かかとをつけずに、足首を硬く保つ
・地面を「踏む」のではなく「弾く」
自宅でできる練習として、その場で「タタタタッ」と軽くジャンプするだけでも、接地感覚が身につきます、1日30秒から始めてみてください。
⑥フィニッシュ|「抜ける」意識でゴール
50m走で意外と多いのが、ゴール手前で減速してしまうケース。ゴール直前に「終わった」と思ってしまうと、最後の数mで大きくタイムをロスします。
POINT 06
・ゴールラインではなく55m先を目指して走る
・最後まで腕振りを止めない
・胸を前に出してフィニッシュ
「ゴールを通り抜ける」意識だけで、0.1〜0.2秒変わります。簡単で効果の大きいポイントです。
⑦それでも伸び悩む子は「プロ指導」が最短ルート
ここまで紹介した6つのポイントは、すべて自宅・公園で練習できる内容です。ただし、フォームは自分では気づきにくく、動画撮影や第三者の目がないと定着しないのが実情。
「親が見ても、どこが悪いか分からない」「教えても治らない」——そんなときは、プロのコーチに見てもらうのが最短ルートです。ロスティル陸上スクールでは、元日本代表コーチが1人ひとりの走りを動画で分析し、改善ポイントを明確に指導しています。
教室は有明教室、夢の島教室、新子安教室の3拠点。集団が苦手なお子さまにはパーソナルレッスンもご用意しています。
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